2017年度第1回目の仕入れ風景③
- uka-international
- 2017年2月1日
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ファールス州の州都シーラーズ近郊に「カシュガイ族」という大きな遊牧民族が、手織り絨毯(ギャッベ)を織り続けているところに直接仕入れに行っています。古くから文学・芸術が栄えた都市でもあり、イランが誇る大詩人ハーフェズの生誕地でもあります。上の画像は、(ハーフェス廟)

ギャッベの色は大きく分けて「染めた色「と「天然の羊毛の色」に分けられます。ナチュラルアイボリー・ベージュ・グレー・こげ茶などの色は、羊本来の毛の色を使用したものです。赤は西洋アカネ・黄色はザクロ・緑はジャシール・青はインディゴで染色したものを天日干ししていたところの画像です。

一枚一枚丹精込めて織られたギャッベは、すべて一度洗いに掛けて、こちらも天日干しします。
カシュガイ族の織る感性豊かなデザインや上質ウールから生まれる驚くほどに柔らかい触り心地、これから何十年もご使用いただく為に当社スタッフが確かな目で選んできます明日に続く...